
金は、将来の暴落時に「高配当株」に姿を変えるためのチケット
この一文は、生成AIとの対話の中で生まれたものです。
私は生活防衛資金以外の全てを市場に投下しています。
フルインベストメントという状態です。
この状態は総資産のほぼ全てがリスク資産なので、市場が成長すれば、その恩恵をそのまま受け取れます。
しかし、現金に余裕を持たないので、暴落時に安くなった株式を買い増しする事が出来ません。
全てを満たす投資手法は存在しない。
そう思い、私はそのデメリットを理解した上で、受け入れていました。
そんなときに出会ったのが、冒頭の一文です。
金を持つ事で、フルインベストの状態を維持しながら、リバランスを通じて暴落時に株を買い増す事ができる。
この一文を読んで、私は「成程なぁ~、そういった考え方も出来るのか」と思いました。
感心したと言ったほうが良いのかもしれません。
この一文を読んだ事が切っ掛けで、私は金投資を始めました。
この記事の全体像
本記事では、私がどのように資産の比率設計を見直したのか、その全体像をまず示します。
金=暴落時の「チケット」:比率設計を“直観”で理解する
テーマ:受動→能動の転換/資産は「性質」ではなく「役割」で定義する/未来は読めない前提でルールを固定
① 以前:フルインベストの弱点 受け身
余剰資金での買い増しはできる。
でも、暴落が来ても動ける量は限られる。
「バーゲンセールを眺める」局面になりやすい。
② きっかけの一文 発想の転換
「金は、将来の暴落時に高配当株に姿を変えるためのチケット」
③ 現在:暴落の意味が変わる 能動
金を「暴落時の原資」として組み込む。
暴落は損失のイベントではなく、
キャッシュフロー強化の加速装置になり得る。
R比率ルール(10%上限 / 15%トリガー / 月1確認)
1毎月:比率を確認
相場を常時監視しない。月1回の定点観測で“感情に触れにくくする”。
215%超:少しずつ調整
一気に10%へ戻さず、数回に分けて売却 → 株購入へ。
(売った直後に買い戻す事態を避ける)
3比率低下:余剰資金で補う
金だけを買い続けない。主軸は高配当株。金は“補助的ポジション”。
F未来を読まない設計(比率を固定する理由)
暴落が来るかどうかは分からない。
金が思ったように機能する保証もない。
だからこそ、予測ではなく仕組みを作る。
「暴落が来ないから比率を変える」= 未来が見えると言っているようなもの。
いきなり全てを現金化するのは、勇気ではなく蛮勇。
石橋を叩いて渡るために、比率を固定して“淡々と”運用する。
!私の結論
金はキャッシュフローを生まない。
暴落時に「高配当株」に姿を変える資産。
暴落を恐れるのではなく、来た時に動ける状態を作る。
本記事で伝えたいのは、金という資産そのものではなく、比率というルールを持つことの重要性です。
待機させる資産をどう設計するか
一般的に、金は分散資産として語られることが多いです。
株式とは異なる値動きをすることで、資産全体の価格変動をなだらかにする。
あるいは、インフレへの対策としての役割なども期待されています。
しかし、私が金に目を向けた理由は違います。
暴落時に買い増しする為の原資として活用する為です。
生活防衛資金以外を市場に投下している状態では、株価が大きく下落しても、追加で買い増す余力がありません。
それなら、暴落に備えて現金を持てばいいのではないか?
確かに現金は価格変動がありません。
しかしインフレが進めば、その実質的な価値は目減りします。
銀行口座の残高は減っていなくても、購買力は下がっていきます。
日本も、もはや完全なゼロ金利の世界ではありません。
物価上昇が続く中で、現金を長期間待機させる事は、別のコストを発生させていると私は考えました。
また、株式市場が大きく下落する局面では、金が相対的に強くなる可能性も考えました。
勿論、常にそうなるとは限りませんが。
その可能性を前提に、金を待機させる資産として選びました。
金は私の比率ルールの中で機能させやすい資産と考えたからです。
役割を持った資産という考え方
私は、金を「安全資産」として見ていません。
資産全体の値動きをなだらかにすることが保有する目的ではないからです。
私にとって金は、とある状況下で発動する仕掛けみたいなものです。
金はキャッシュフローを生みません。
株式のように企業成長の恩恵を受けるわけでもありません。
高配当株投資をメインに行っている私が、キャッシュフローを生まない金に投資をしている理由は2つあります。
一つは暴落時の原資。
株式市場が大きく下落した局面で、売却して株を買い増すという役割を与えているからです。
もう一つは価値の保全。
インフレ時代に突入した日本で、現金で持つより金で持つほうが、長期的には購買力を維持しやすいのではないかと考えたからです。
私は資産を「値動きの性質」で分類するのではなく、「どの局面で何をする為の資産か」で分類しています。
・株式はキャッシュフローを強化する役割
・生活防衛資金は緊急時の備え
・金は暴落時に買い増す原資となる役割
金は主役ではなく、補助的な役割になっています。
重要なのは、金という資産の優劣ではなく、その資産にどのような役割を与えるかだと考えています。
暴落はキャッシュフローの加速装置
それまでの私にとって、暴落は「買い場」ではありましたが、どこか受け身な出来事でした。
毎月の余剰資金を市場に投下しているため、下落局面でもある程度の買い増しは可能です。
しかし、生活防衛資金を除けば、私はほぼ現金を持っていません。
毎月の余剰資金以上に格安の株を購入する術がありませんでした。
トランプ関税ショック時に余剰資金で買い増し出来ましたが、もっと原資があったらなぁとは思っていました。
でもフルインベストメントだからバーゲンセールは諦めるしかないと、自分に言い聞かせていました。
金を資産へ組み込んだことで、この構図が変わりました。
事前に決めた比率と言うルールに従い、金を売却して株を買う原資にする。
このルールのお陰で、暴落というバーゲンセール時に積極的に買い向かう事が出来る様になりました。
暴落は単なる損失の局面ではなく、キャッシュフローを更に加速させる可能性のあるイベントに変わりました。
私にとって、この認識の転換は大きなものに感じています。
比率というルール
私は、金の保有比率を総資産の10%を上限としています。
深い理論に基づいて決めたわけではありません。
10%なら総資産から数値を導き出しやすいと考えたからです。
総資産の比率は、給料の受け取りと支払いが終わった後、月に一度確認しています。
金価格が上昇し、金の比率が15%を超えた場合、超過分を一度に戻すのではなく、数回に分けて調整し10%へ戻すつもりです。
金価格が下落し、比率が低下した場合は余剰資金で買い増しを行い、10%に近づけます。
判断基準は価格の高低ではなく、あくまで総資産に対する比率です。
金が大きく上昇していなくても、株式の下落幅とのバランス次第では売却対象になります。
つまり、私は「金が上がること」に賭けているのではなく、比率というルールに従いリバランスをする事で資産を整える仕組みになっています。
現時点で金の比率はまだ1%にも満たしていません。
10%は目標というよりも上限として定めています。
キャッシュフローの強化が投資の中心であり、金はその設計を支えるための補助的な資産という位置付けです。
暴落時に全てを売却するつもりはありません。
いきなり全てを現金化するのは勇気ではなく蛮勇だと考えています。
金は常に一定の比率を維持しながら、循環させる立ち位置です。
未来を読まない設計
未来がどうなるかは分かりません。
暴落が来るかどうかも分かりません。
金が思ったように機能するかどうかも分かりません。
だからこそ、この様な仕組みを作りました。
暴落が来ないからといって比率を変更するつもりはありません。
未来が見えると言っているようなものだからです。
私は石橋を叩いて渡るように、未来が読めない前提で仕組みを作りました。
金は、将来の暴落時に「高配当株」に姿を変えるためのチケット
この一文に出会い、守りだと思っていた資産が、攻めの原資へと変わりました。
金はキャッシュフローを生みません。
高配当株投資をメインに行っている私にとってそれは魅力的な物ではありませんでした。
しかし今では暴落時にキャッシュフローを強化する為の資産になりました。
この認識の変化は私にとってとても有意義な物になりました。










