【給与明細公開】時給1,730円でも手取り24万円止まり|最低賃金改定後の現実と、FIRE準備としての3つの柱

はじめに

11月の給与明細を開くと、手取りは239,681円でした。出勤日数や残業時間の違いによって月ごとに金額は多少変わりますが、安定した水準に収まっています。

※この11月支給分は、2025年10月01日から31日の勤務が11月21日に支払われたものです。

一方で、最低賃金の改定がどれくらい反映されているのか、そんなことを静かに考えた月でもありました。給与は安定している。でも、大きく伸びるわけではない。この働き方に心当たりがある人も多いはずです。

あなたは、今月の給与を見て何を感じましたか。

この記事では、11月の給与明細と先月との比較、そこから見えた働き方の現実、そしてFIRE準備として何を積み上げていくのかをまとめました。同じような働き方をしている方の参考になればうれしいです。

今月の給与明細を公開

項目金額・内容
出勤日数21日
支給総額306,703円
控除合計67,022円
手取り額239,681円
前月比-21,498円

給与明細の画像では、支給内訳や控除項目を確認できます。

2025年11月の給与は、支給総額は306,703円、控除総額は67,022円、控除後の手取りは239,681円でした。残業は5時間前後で、割増賃金は10,815円となっています。

私の給与体系は「基本給1170円+加算給560円」で、時給は1730円になります。基本給は最低賃金を基準に設定されており、私の地域の最低賃金は1070円前後です。外務手当などが加算され、現在の基本給が1170円になっています。

先月(10月)との比較と変動要因

10月の手取りは261,179円でしたが、11月は239,681円となり、前月比で約2万円の減少です。最も大きな理由は、出勤日数の違いと残業時間の少なさでした。

給与の仕組みそのものは変わっていませんが、基本給は最低賃金を基準に設定されているため、今年10月の改定によって基本給が1170円へと上がり、現在の「基本給1170円+加算給560円=時給1730円」という形になりました。

そのため、11月給与は最低賃金引き上げの影響が実際に反映された最初の月と言えます。ただ、今回の手取り減は最低賃金の影響ではなく、あくまで勤務時間の違いによるものです。

今月感じたことと気づき

11月の給与を見て感じたのは、「給与は安定しているが伸びにくい構造になっている」という現実です。最低賃金の改定によって時給は1730円になったものの、これは制度による一度きりの変化です。

また、私の給与体系では加算給(能力給)が最高ランクに達しており、ここから先は最低賃金が引き上げられたときにしか昇給しません。現在の業務に移って数年後には最高ランクに到達した記憶がありますが、正確な年数は覚えていません。

さらに、時間労働制で働く限り、出勤日数や残業時間の影響を受け続けます。表向きは安定しているようでも、収入が伸びる余地はほとんどありません。11月は、そんな働き方の限界を静かに再認識する月になりました。

FIRE準備としての活かし方

給与の伸びにくさは、そのまま「どう備えるか」という行動につながっていきます。契約社員として働いている以上、退職金がなく、契約がいつ途切れてもおかしくない現実があります。

だからこそ、将来の安定は「労働収入以外の柱を育てられるか」で大きく変わります。労働収入は生活の基盤として大切ですが、それ一本だけで将来の自由を作るのは難しいと感じています。

私は、次の3つを中心に収入の柱を増やしています。

・インデックスファンドの毎月積立
・高配当株によるキャッシュフローの強化
・ブログによる副収入づくり

これらを少しずつ続けながら、労働以外の収入源を育てています。

11月の給与は、資産形成を続ける理由を静かに再確認させてくれた月でした。

まとめ

2025年11月の給与は手取り239,681円でした。出勤日数や残業時間によって月ごとの変動はあるものの、安定した収入が続いています。

一方で、給与体系の仕組み上、昇給の余地はほとんど残されていません。最低賃金の改定があった今年は時給が1730円になりましたが、この先の伸びは制度的な変更がなければ期待しづらいのが現実です。

だからこそ、労働収入に依存しすぎず、資産形成や副収入づくりを続けていくことが、自分にできる最も確実な準備だと感じています。

あなたは今、どんな収入の柱を育てていますか。焦らず、自分のペースで少しずつ積み上げていきましょう。

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